鐘、その後。

2009-10-5

本日も真央ちゃんの動画やら録画やらを見ています。
なんせ、おたふく娘と家にこもってますもので。

先日、さんざんにエラソーなことを書いたことを、反省。
だって見れば見るほど、すんごく感動してしまうんだもん。。
(リアルで見ていたときは、試合ということで、見ている側も
勝ち負けばかりすごく意識してしまっていたのだと思います)
さんざんピーチクぬかした「鐘」のプログラムも、
真央ちゃんの金取りに不可欠だと思うにいたりました。
その経過を、懲りもせずえらそうに書いてみます。

オリンピックの金に必要なものって、何かなと思ったとき。
まず、卓抜した技術。
自分を信じる精神力。
努力する才能。などのほかに、
「自分の表現に周りを引き込む意志」が、欠かせないんだと思うのです。
言うてみれば、「これがアタシよ!」というナルシシズム。
どこまで自分に酔いしれるか。
ヤグディン、プルシェンコの、見るものの魂をゆさぶる演技には、
間違いなく「これがオレや!」という自我、自己愛の強さがある。
(もちろん、冷静な目は常にもたなければいけません。
そして自我が強い表現は、確かな技術があってこそ通用するもの)

技術も精神力も努力の才能もすべて揃う一方で謙虚。(←なイメージ)
そんな真央ちゃんに、音楽やプログラムの力で
内から情熱をこみ上げさせようとするのが、今期の「鐘」ではなかろうかと。
あの、荘厳で圧倒的で、突き上げてくる感じは、
真央ちゃん自身もそう言っていたし、こちらも聴いているだけでゾクゾクする。
沸いてくる思いの本質をつかんで、表現したくなる。
(だからみんな、ブログやらであれこれ書くんだと思うんです、彼女と鐘について。
演奏や編曲はやっぱり「…」ではありますが、
人の心の深いところに訴えかける曲であることは、間違いありません)
タラソワさんが真央ちゃんに「怒りなさい」とか「恋をしなさい」と
言っていることからも、タラソワさんも彼女に、
内から突き動かされるような情動的なものを求めているのだと思います。
だからこの曲は、きっと滑りこめば滑りこむほど深みが増す。
完成度が高まるだけでなく、内なる熱いものが引き出されて、
魂から湧き出るような演技になるんじゃないかなと。
実は真央ちゃんにとってこれ以上ない、必要なプログラムなんじゃないかなと。
この結論がすごく腑に落ちまして。
これに気づいたとき(遅い?)、タラソワさんすごい、と戦慄すら覚えましたぜ。
最近、この2人についての書き物をいろいろ読んでいますが、
彼女たちは素人が想像もつかない崇高なところにいるのだなあと、しみじみ感じます。
(ただ、技術を土台に、それを超えた個の表現をとなると、
年齢がやっぱりある程度必要だとも思います。。)

フランス杯、ロシア杯(1週間しか間がないのね…)ももうすぐ。
チャンピオンでもそうじゃなくても、
真央ちゃん&タラソワさんのことはきっとずっと好きです。
もはや親心に近い心境です。
の割には、生来の分析癖でアレコレ言ってますが。。。

a drop of elegance

美容ライター 柏谷麻夕子のオフィシャルサイト

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