カーネーション。

NHKの朝の連続テレビ小説。
「おひさま」が終わり、残念~~~と未練たらたらだったのですが、
あっという間に魅了されてます、「カーネーション」。

日本の洋裁の祖といえる小篠綾子さんの生涯をモデルにしたお話。
コシノといえば、コシノヒロコ、ジュンコ、ミチコのコシノ3姉妹。
小篠綾子さんは、3姉妹のお母さんなのです。
日本のファッション界のトップランナー、わが道を行きまくり、平凡無縁のパワフル3姉妹。
肝っ玉母さん綾子さんが、どのような子育てをしたかも見所です。
ヒロイン始め登場人物みんなに味があり、お話もおもしろく、そして音楽がイイ。
主題歌はわれらが椎名林檎、音楽は「竜馬伝」も担当した佐藤直紀さんです。
毎朝楽しみにしてるわけですが、今日はうっかりEテレをつけてしまい、
娘「いっつもカーネーション見てるんだから1日ぐらいお母さんといっしょ見せてよ!」
となりました。。
 

ホームページにある、椎名林檎と脚本家の渡辺あやさんのメッセージが
これまたしびれます。
今の気持ちを代弁してくれている感じがします。
とても好きな言葉なので、抜粋させていただきましたー

 

(以下、渡辺あやさんの言葉。カーネーションHPより)

 小篠綾子さんの92年の生涯。
それはそのまま大正から平成にいたる日本の女性史、
と同時にファッション史、生活文化史でもあります。
激動も波乱もてんこもりな三つの時代を背景に、しかし物語はあくまでも、
ひとりの女性のそぼくな愛情の歴史でありたいと思っています。
綾子さんが晩年に書かれた言葉があります。
「敗戦の瓦礫の中から、戦勝国も目を見張る高度経済成長を遂げ、
今日の繁栄を築いた、バイタリティあふれる戦後の復興。
それを支えたほんとうの力は、日本中の母親たちの母性愛だったのではないか、
と私は思っています。
子供たちに少しでもいい暮らしをさせてやりたい。その純粋な思いで、
一心不乱に、ひたむきに働いてきたのは私だけではありません。
男はんをぎょうさん戦争にとられ、(中略)焼け跡でほんとうに生きる根性を見せたんは、
日本中のお母ちゃんやったと思うのです。」
綾子さんの、こんな鮮やかな誇り。
そして、同じ時代を生きた女性たちへのやさしい敬意。
これから私たちがドラマの中に育て咲かせるべきも、
きっとそういうかたちの「花」である気がしています。
 
 

(以下、椎名林檎姫の言葉。カーネーションHPより)

カーネーションは撫子科です。この夏眩しい勇姿を見せてくだ
さった、かの女性達を思わせる題名ではありませんか。世界一ひた
むきな日本女性の誇りを象徴するお花なのでしょう。
 さて、ヒト科の母親には「どこの子もうちの子。」と、発想する
優れた自動機能が備わっています。尊い命を健やかに守ろうとする
無条件のはたらきです。その機能に本来名前はなかった筈ですが、
文明と自然とのあいだで ”愛情” などと呼ばれるに
至ったと考えられませんでしょうか。去る三月、為す術もないまま
多くの命を奪われ、我々女性たちは全世界各地で大粒の泪を零しま
した。あれらは、発揮出来なかった ”愛情” の結晶だったのだと思います。
 いのちをいただき、生かされている者だけに通う、かなしみ、よ
ろこび。渡辺あや先生のこの脚本には、それら全部がすっかり入っ
て居て、少しもきれいごとじゃありませんでした。或る種、残酷と
も感じられるほどリアルな本作。わたしも恥じぬよう、丸腰で取り
組む思いでした。どうかこの曲が、ドラマへ溶け込んでくれますように。
そして視聴者のみなさまへそっと寄添う曲になりますように。

椎名林檎   
 

 


a drop of elegance

美容ライター 柏谷麻夕子のオフィシャルサイト

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